あゆの珍冒険

2005年10月 7日〜10日 本州の端で初体験を


あぁ、だめ、ココロの準備が…

そんなことをいう間もなく、
どんどん先へと進んでいく。
追いつけないよ…

な〜んて。

アラシのようにこの日程が決まった某日。
それは一本の電話から。
「写真展やるからさ〜、この間撮った写真使っていい?」
なんとか写真展のサプライズとして、会場まで遊びにいけないかと模索していた数日後、
「あのさ〜、10月の連休あいてる? 予定決まってなきゃ空けといて」

そして、初最西端記録更新で、山口県に行きました!
本州最西端♪
初“一人乗り”飛行機にチャレンジして、
tomoさんとデートなので(…ぃぁ、営業があるので)朝からメイクし、
初めての場所、山口県へ。

この地理オンチ大爆進のあゆは、遠征が決まった直後、
「初めて海を越える〜♪」と思っていたのだけど、それは間違っていたわけで。
山口県の前情報は、tomoさんがいるところと言うのと、
「山口に来たら、ふぐは食べて帰らんと」と教え込まれた、
ふぐの産地ということだけ。

いいのか!? あゆ!!

実は直前に、某航空会社Aのサイトをみると、
荷物を置いたりベルトをしたりというのが自分でできない人は、
介助と乗ってくださいと書いてあり、
帰りに使う某航空会社Jはお手伝いしますとあり、
サイアクの場合、飛行機の会社を変えて飛ぶという選択肢だった。
が!
ゴネることもケンカすることもなく、あっさりと通過。
おじさんおばさんの中から、フツーにねーちゃんが降りてきたので、
tomoさんも驚いたそうだ。

飛行機に乗る際に、直前で搭乗口の変わった山口宇部空港行き。
荷物検査のゲートがどんなに近くでとおったとしても、600m先にあるという搭乗口は、
あゆの足で歩いて軽く見積もって15分。
そうとう急ぎ足で歩かねばならなくなるので、空港についてすぐにゲートをくぐる。
テレビで見てるのと同じに動く歩道があるんだけど、
そこに向かってあるいていたら、ものすごい勢いで空港職員が追いかけてきた。

ピンチ!

とうとう「珍獣はダメです」とか言われて、捕獲されるのか!?
それとも「お子様一人ですか?」と保護されるのか!?
こっちも負けてらんないと、一生懸命に早足で歩くも、すぐに捕まってしまう。
しかし、それは取り越し苦労。
500m先までシルバーカー3人乗りみたいな、電動バイクみたいなのに乗せられて、
ぴゅーんと移動できました。

初めて飛行機に乗ったときは車いす団体で
乗りこむのに1時間前に搭乗口に行かねばならなかった。
だけど、車いすの乗換えなどもないわけだし、普通に乗ろうと思っていたんだ。
しかし!
気づけば満席のこの便は、あっという間に一般列は長蛇の列。
そのとき「ご高齢のかた、妊婦さん、お子様連れ、お体の不自由な方は優先案内を…」という願ってやまない嬉しいアナウンス。
長蛇の列にのまれるわけには行かないので、そこでさっさと乗り込むことに。
離陸20分前です。
車いすじゃないというだけで、こんなに楽なのね〜♪
入り口で客室アテンダントさんを捕まえ、荷物をしまってもらえるようにお願いしたら、
ベルトもひざ掛けもさっさと手伝ってくれ、
様子を見ていた隣の席のイケメンビジネスマンさんは、「リクライニングします?」と
助けてくれた。
しかも、席は客室アテンダントの着席位置の目の前。
ちょっとドキドキでコーフンした空の旅も、思ったより快適に過ごせたのです。
ドキドキしすぎて、たいして眠れてないけどね。(^^;

そんなわけで黒服でお迎えに来てくれた
イケメンげーじつ家コトPhotographerのtomoさん
(山口では?この表現が不評のようで、げじまゆにーちゃんと表記しろと…^^;)
黒服っていうか、
あゆがスーツ好きということでリクエストに答えて、
姫のエスコートにあわせて、ジャケットを着て、パリッとキメて空港へ来てくれました。

ふぐとあゆ ちょこっと観光を含めて、さらに最西端記録を更新、
本州の端っこまで連れてってもらいました♪

写真はふぐとあゆ。
ふぐもあゆもどっちも魚じゃん!って言ってたら
あゆは淡水魚と突っ込まれた…。
ってか、似てるとか言われたんですけど!

下関にあるカモンワーフというところで、そばには水族館と市場。
(あとから知った。看板にはラブウォークって書いてあったよ?)
そこで、ふぐとくじらを食べました♪
団体行動になる前に、あゆの願いを叶えてくれたのです。
ありがとーっ(≧▽≦)
あゆが過去に食べたことのあるくじらの印象はとっても悪く、
それは意識改革せにゃあかんと、贅沢なランチをご馳走していただきまして、
さらにサプライズもあり、大感激☆
横浜のオミヤゲでも〜と思ったんだけど、荷物は多いし、
話題に出てたご当地キティちゃん・横浜バージョンだけは手にして行った山口遠征。
最近出張などであっちこっち行ってたtomoさんは、
各地でおもしろストラップを、集めてきてくれてました。(笑)
山口のくじらキティ、ふぐキティ、福岡の明太子キャラ、和歌山の梅干…
そして、あゆが絶叫をぐっとこらえたスペシャルサプライズが、

世界にひとつだけのあゆ写真集!

今回の写真展の展示作品であり、夏の横浜撮影の時に撮った、
選りすぐりの写真を、プチ写真集にしてくれていて、
お店じゃなかったら、絶対に叫んでる!ってくらい、大喜び♪
だってさ、うれしくない?
カワイイ写真も、きれいな写真も、ブサイク写真も(笑)持ってる
tomoさんしかできないわけで。
このサプライズは嬉しすぎ!

つもる話などもする時間は足りず、途中の土砂降り豪雨を越え、
夕方には山口駅側の文榮堂本店へ行って、ごあいさつ。
トークショーの際に、あゆ本【ナチュラル】を入荷してもらい、
サイン会をすることになっているので、営業モードにスイッチを入れて、
お話してきました。
ついさっきまで普通にあゆ語全開でしゃべっていたあゆが、スイッチオン!と、
営業モードにスイッチを入れたら、tomoさんにドン引きされた…
だ〜か〜ら〜、営業モードにするって言ったじゃない!
ニコニコと標準語でお話し、じゃんじゃん売らなきゃね♪と気合いを入れました。

ココでtomoさんの相棒・φ(ふぁい)さんと合流。
この数日間、動画部隊として一緒にいます。
宿はtomo邸にいるとのコトで、ほんとずっと一緒なんだよね。
そのφさんもなぜかスーツで登場!
tomoさんいわく『笑える』らしいんだけど、
φさんに言わせればtomoさんの営業モードのほうが『笑える』そうだ。
うんうん。
確かにtomoさんが標準語でしゃべり続けてるのって、あゆも違和感感じてきた…。
「まっ、姫の営業モードとセットだと、2倍笑えるけどね」
と言われたので、笑いを不足している方は、2人の営業モードセットはいかが?(笑)
…って、ココでも姫と呼ばれたわ、あゆ。(^^;
アートふるイクぜ!なプリクラ一緒にプリクラ撮って遊んで、もうちょっとゆっくりしたかったけど、
そうも言ってられません。

写真展の会場・バーバークラマシさんへ。
あゆのイケメン美容師に匹敵する、
イケメンサーファーなお兄さまのお店ですよ♪
(ちなみにサーファー好きなあゆということは、秘密にしておきました。笑)
メッセージノートにメッセージを残したら、
うわっ!サイン間違えた…(−−;
そこで介助の女子大生ちゃん3人と会い、あっという間に仲良くなって。
うん、なんていうかね。
女子大生ちゃんたちとおなじテンションでイケた自分に、
まだまだ安心したりして。
夕ご飯を食べに、いつものあゆの夕飯時間にしてはすごく遅いのだけれど、
みんながよく行くらしい『だんだん茶屋』さんへ。
ここにうみ♪ちゃんが加わって、チームぁゅ(笑)の基本形態が完成!
あっという間に夕ご飯を平らげ、あこうもお酒も一気に食べて、
ホテルに嵐のように戻ったのです。
いつもは、tomoさんもφさんもうみ♪ちゃんも、気配り係なようなんだけど、
今回は女子大生3人がテキパキと気配り係。
さすがのあゆは勝手も知らないのでオトナしくしていたものの、
気配り係の集団は落ち着かないコドモのようでした。(笑)

オンナ5人でテンションもアゲまくりで、さすがのtomoさんも驚いていた様子。
ん〜、あゆもまだまだ平気ね☆

あゆinアートふる山口は8日〜9日、
なんと、着物に人力車!?みたいな予定。
明日はナニが待ってるのかなあ。


改めて写真展の会場から、アートふる山口に参加してみるあゆ。
山口滞在2日目、アートふる参加初日の今日は、
tomoさんが「あゆにアートふるを見せたい」といった真相を、
感じてきたいと思うのです。

だって、2日目は自分のステージで、それドコロじゃなくなりそうじゃん。

オープニングセレモニーからいてほしいということで、
ツライのですが朝から起きて、メイクもして、きちんと出席。
写真展のメッセージノートに案内がなかったので、
ポップ用に持って行ったカードを使ってポップを作りながら、スペルや漢字を間違えながら(涙)、
セレモニーを見学。
ってゆーか、びみょーに取材モードの血が騒ぎます。(笑)
うん、場所が違いすぎて記事にあげられないんだけどね。
山口市の歌(?)を聞いたんだけど、PRっていうのもあるんなら、
方言が入ってるといいのになあ。

あっ、トークショーのネタにしよう♪

セレモニーが終わると本格的に“チームぁゅ”が、稼動し始める。
トークショーのMCコマッちゃんも加わり、
オンナだらけの“チームぁゅ”を引き連れるtomoさんという図が…。
ここで『着物を着せて人力車に乗せてアートふるを体で感じさせる』計画が
発動しちゃうのです。
あゆが着物を着たのは、成人式の時が最初で最後。
着付けとメイクに4時間かけて、補正や袖の調整やらで、すごく大変だった。
tomoさんにそれも伝えてあったので、ダメだったらダメでいいだろうと、
ダメモトでチャレンジ。
すると意外にあっさり着込むことができ、それでも休憩しながら、
みんなの力を借りて着ることができちゃった☆
女子大生たちも着物を着て、オンナ4人で和服にチェンジ。
外で待つ男性陣に会いに行くと
着物姿の写メ
「おぉ〜っっっ!」と歓声。

えへへ。
うれしい気分のままちょこっと撮影してもらって、
初めて動く人力車に乗っちゃいます♪
(止まってるのは、浅草で乗ったことがあるんだよね)
これまたカッコイイお兄さんにお姫さま抱っこをしてもらって、
人力車にぴょこっと乗せてもらう。
う〜ん、身長2mくらいの気分かな?
最初はみんなの歩く速度に合わせてるんだけど、
ここで待っててと言われた瞬間、人力車はぴゅーんと動いちゃう。
アートふるのメイン会場をぐるっとまわると、
目線が違うとこんなにもいろんなものが見えるのかと、嬉しくなる。

せっかく和服なので、一般公開されている十朋亭というところへ行きました。
歴史ある古い建物で、
そこは昔、偉い人がいっぱい住んだり立ち寄ったりした場所なんだって。
和の伝統的っぽさがムンムンの場所で、
ぁゅ&tomoのマジ撮影を敢行しちゃいました♪
それまで笑って、楽しんで、へらへらなにーちゃんねーちゃんだったけれど、
カメラ構えた瞬間に、2人の空気が変わると女子大生ちゃん達に言われ、
そんなもんなのかなあ…と思う。
確かに2人で撮ってるときは、人が寄ってこないんだよね。
チームぁゅのチカラは多大で、
撮影モードがマジモードで高まるにつれて、みんなのスタイリスト魂と言うのか、
みんなオンナノコだなあと、あーだこーだと、
よりキレイに見えるようにしてくれる。
スタイリスト根性かけてあゆをメイク☆
むちゃくちゃイイ写真と、笑える写真が同時に撮れたので、
公開をお楽しみに☆

3時間くらい着物を着て、見て遊んで楽しんだあと、
バリアフリー浴衣プロジェクトから知り合った石川ミカさんと初めて会い、
一緒に会場散策。
んでは、いっちょ隠し撮りのプロに、みなさんを撮らせてもらいましょうか…と、
ジャケットを脱いでノースリーブでパシパシと写真を撮って遊んでみました。
しかし!
ココで思いがけずあゆの体調が、急激に降下をはじめる。
慣れない地とハードスケジュールと寝不足、
さらに、4日間家を空けるために前もって詰め込んだ多忙スケジュールで、
コントロール不能なくらいに体調悪化して、夕方には完全にダウン。
あと3時間くらいは、なんとか持つと思ったのに、着物を着る前からお腹は減らないし、
思ったより早かったことに、あゆは大反省です。
みなさんに本当に心配をかけてしまったのだけれど、
主催者本部で少し休ませてもらい、バファリンを飲んで休憩。
1時間くらい素に戻らせていただき、人里はなれた(笑)部屋の隅っこへ、
隔離してもらいました。
なんだかんだ言っても気を張りっぱなしだから、ひとりになる時間があるだけで違うんだよね。
でもね。
薬が効いたら一気に復活してしまうあゆ。
「お腹減った〜」と言ってる姿は、もう復活なのだ☆

ろうそくと竹の灯篭5千個で川をライトアップするという、リバーナイトっていうのを見に行き、
夜の街並み散策をしました。
すごいキレイでね、カップルいっぱいでね、そこでも頑張って写真を撮ってもらいました♪
(あゆ、邪魔してるっしょ?汗)
夜景はシャッターを長い間あけるから、撮るの難しいんだよねえ。
あゆには撮れません。
教会の前でジャズライブがやっていたり、広場の大きな木がライトアップされたり、
いろんな季節がいっぺんに楽しめる雰囲気で、次に見るなら少人数行動で見てみたいな〜。
だって、すごい大所帯だったんだもん。(9人で夜景を見るって…)
横浜の夜景とは違う景色に、なんだか神聖な感じもして、ちょっとうらやましいなあ。
食べ歩き〜って感じにはできなかったのだけど、ご飯も早々に食べて今日は解散。
周りの人がワサワサしていて、落ち着いてというより、かっ飛ばしたようなイベントかな…。
雰囲気は落ち着いた感じなのにね。

ホテルに帰って、初大浴場温泉に初挑戦☆
(温泉で大浴場っていうことは、同性介助必須で、今まで体験したことなかったんだよね)
大興奮で、めちゃ元気になっちゃったんだっ。
ヒロコちゃん、チャレンジしてくれてありがとーっっ!
やっぱキモチイイお風呂で、キレイになって、元気になりたいよね♪
元気になったよーって報告も兼ねて、心配かけてしまったtomoさんに電話すると、
まだ落ち込んでいたので、あゆが心配です…。
疲れきった声もしていたしね。

パジャマトークの2人は介護の話や、恋の話や、尽きない話もたくさんあったけど、
明日はトークショー♪
早く寝て、みなさまのためにも、読んでくださった方のためにも、備えなきゃね。
会えるみなさま、待ってるね!


「ん〜っ、よく寝た♪」
80歳のパセリが乗ってる朝食
一緒に泊まってくれた女子大生ヒロコちゃんと、
夜まで話したものの、寝なきゃヤバイので早々に切り上げた。
そのために今日はずいぶん体調がいい。
恋バナにも花が咲き、自分も最近ドキドキしておこっかなというか、
いろんなシゲキを受ける山口遠征。
推定年齢60歳のパセリとか写メして(笑。前日は80歳くらい)、
ゆっくり朝ごはんを食べて、お昼までにステージに向かう。

初サイン会を含めたステージイベントなのです☆

聞くところによると、
写真展も「この間撮ったヤツでやろうよ」的なはじまりらしいけど、
せっかくだからあゆを呼んじゃえ、だったらステージにもたってもらおう…と、
すごく勢い的に決まった上、それ以外はtomoさんが考えろという指示だったらしい。
そんなわけで、こっそりステージコンサルティングもしたのだけれど、
ステージにあがってしまえば自分で作り上げていくしかないわけで。
「任せて♪」とは言ったものの、今回は様子が分からず、なにを伝えるべきなのか、
本当に直前まで、内容の不安は消せずにいられなかった。
ただ、楽しくナニかが、お客さまにもスタッフにも『残る』ステージが求められている。
それだけは、空気から感じ取っていたけれど、そこまで力はあるのだろうか…。
ウダウダ悩んでる暇も余裕もないワケで、アセアセとウイッグをつけたり、
着替えたりして、メイクに取りかかると電話が。

「おはよ〜(^−^) よく眠れたかい?」

そんな夕べの声と違うのはtomoさん
え〜っと…。
起こすならもうちょっと早いほうがいいし、
そうじゃないなら、もうちょっとあとのほうがいいんですけど。

なんと、東京から3KAZUさんが応援に来てくれたんだって♪
一瞬なにを言ってるのか分からなかったけど、
それを聞いた瞬間、うれしくって泣きそうになった!
メイクしたばっかだったのに〜っ。
あとから聞くと、あゆより先に飛行機のチケットもGETしてたらしい。
ほんとにほんとに、うれしかった。

写真展、どおだったかな?

そんなはやる気持ちも抑えながら、一生懸命にメイクの仕上げに取り掛かる。
ヒロコちゃんも「あゆさん、こうしていい?」とノリノリでメイクを手伝ってくれて、
さあ、あとちょっと。
そんな時、またしても電話が…って、tomoさん!!
「もおっ」と思いながら電話に出ると、ご両親が来て下さってるとのことで、
きちんとご挨拶しなきゃと、あわてて準備を終えて写真展の会場へ向かう。
あゆが山口に降り立った初日前夜に、
写真展があることと、あゆ本の表紙のことと、あゆが来ることがきちんと伝わったらしく、
ちょっと離れた地から駆けつけて下さったの。
でもね。
tomoさんがあゆの身体に障害があると話したら、
「どこに?」と答えたらしい。(笑)
車いす乗ってますし〜、写真展の写真も、手の変形とか見えるんですけどねえ。(^^;
でもやっぱご両親。
写真で見るより、tomoさんとなかなか似ておられました。

ファッション誌っぽい?バタバタとしている間に、tomoさんのお友達にご挨拶したり、
トークショーの会場と設営の打ち合わせ、書店へのご挨拶をし、
プチサプライズのための打ち合わせして、
あっという間に14時。
今回のステージプロデューサーがいない分、いつも以上に挨拶が多い気がする…。
挨拶にまわっている間に、先日の曇り空がうそみたいに、どんどん晴れてきた。
晴れ女パワー!?
マジ撮りまでは行かないけれど、ちょこちょこっと撮影も。
なんかね、今日の撮影はファッション誌みたいだよ♪
tomoさんと一緒だとこれが楽しいね。
リキ入れるステージ衣装&メイクのときに、かわいく撮ってもらえるんだもん。
そんなtomoさんと出会ってなければ、このステージもないワケで、
んじゃ!と、用意したサプライズ。

それはMCコマッちゃんと仕掛けた、
Photographer・tomoとして、ステージにあげること☆

不自然にステージへ3つ椅子が並んでいるのだけれど、
表向きの口実は、「介助に入った子へのインタビューをする」ということで、
そんなわけないじゃない。
この中で完全にステージ慣れしてるのはあゆだったので、
アドリブでインタビューしちゃおうと思ったんだ。
あゆがイキナリ山口に現れた理由と、それに合わせてクラマシさんや写真展の告知もね。
でもさあ。
なぜあゆをモデルにしたのかっていう質問を前もってしたときには、
「俺さまの勘」とか言ってたくせに、あゆの顔をじーっと見て「かわいいから?」とか言われたら、
そりゃ〜台本に載ってませんもん。←注意:台本なんてありません。
さすがに一瞬びっくりして、うまい切り替えしが浮かぶわけないでしょ。
しかも、むちゃくちゃアウェーなんだから。
思わぬ反撃にあい、あゆ自身がきょとんとする瞬間があり。
あぁ、ほんと、この瞬間の写真がなくてよかった。(笑)
ビデオには撮られているので、あゆのきょとんとした姿は、珍しいので見ものです。
ゆるやか〜なステージだったので、いつもの爆走トークはなかったけれど、
ガツンとインパクトもつけることができたので、
初遠征ステージのワリには、よかったんじゃないのかな。
カナロコの宣伝もしてきちゃったしね♪
そして、あゆのこの秋からのプロジェクト発表しちゃいました☆

終わってからもいつも以上に気が抜けないのが、今回はお客さまとのトークではなくて、
サイン会!
初とはいうものの、漫画の時もいちおうはやってるわけで…。
あゆは今「他者の作ったものへのサイン」「自作のもののサイン」「イラストのサイン」の
3つを使いこなしているわけで、
イラスト以外の自作のもののサインなんて、ほとんどないのですよ。
間違えそうで、ヒヤヒヤです。(^^;

いろんな方があゆ本【ナチュラル】を買ってくださり、
写真撮ったりお話したり、握手したり。
小学生5人組が、みんなでお金を出し合ってくれた姿にカンゲキで、
スペシャルメッセージと、即席カードもプレゼントしちゃいました。
みんな、読んでくれるかなあ。

メイド服♪ステージを終えて着替える場所もないので、一度ホテルへ。
メイクも完全に落として、本当にいつもの横浜モードのあゆへ。
つまり…眉毛しか描きません。(それさえもしてないことも多い)
tomoさんと会うときっていつもメイクしてるから、
こうやって普段モードは初めてなんだよなあ。
本当は直前にtomo邸から持ってきてもらった、
メイド服かチャイナに着替える予定だったの。
なぜtomo邸にあるのかは聞かないでおくにしても…、
せっかくだからウケをとりたかったなあ。
メイド服はおっきいし、チャイナは生地が薄すぎてなにも仕込めんですよ。
なので女子大生ちゃんに写真だけ撮ってもらって、
泣く泣く(笑)普通の服で出席することにしました。

打ち上げ一次会に行く前に、時間の伝わり方がズレがあったために、
瑠璃光寺という、瑠璃色ライトアップした五重塔の見学をしてみました。
キレイだったよ〜(≧▽≦)
ちょうど舞のイベントが30分後にあるとのことで、人出はすごく多くって、
波にときおり飲まれておりました。←ちび
青い殿様(青いtomoさま?と聞き間違えた過去あり)と一緒に、
写真も撮ってみたんだけど、暗いので全然きれいに撮れなかった…。
ペンキで全身真っ青にして、衣装は平安の王子さまちっくで、いかにも皮膚呼吸できていない。
なぜ青いのか聞いても誰も答えられないので、本人(?)に聞いてみると、
「瑠璃色に光らせるための、瑠璃の王子なんです」と教えてくれた。
殿様って聞いていたのに、王子なんじゃん?

一次会はいろーんなハプニングがだらけ。
わいわいやってると、チームぁゅも酔ってきたノリで「あゆさん、はいっ!」と、
みんなでパクパクご飯を入れてくるので、あゆが大変もがき苦しんだり、
みんながみんなで食事介助をしあうなど、なんだかんだ言って、楽しかったよ。
そして、途中にはチームぁゅにも主催者さんにも、
tomoさんと2人で、会場からほっぽり出されるというハプニングがあり、
なんなんだよぉっ。(>o<)
チームぁゅの集合写真最後にチームぁゅの挨拶シーンなども用意されちゃいまして、
自分のアドリブ強さに、改めて笑えてしまいます。
2分って言われたけど、多くても5分だなーって思ってれば、
みんななにげに結構話すし。
だけど、こんなワイワイ感はちょっとうらやましいなあ…。

二次会は気を使ってくれたのか?機嫌がよくなったのか?
チームぁゅでカラオケに行くことになりました。
え〜、tomoさんはあゆのライブデビューを間近で見ているので、
ある意味怖いものナシです。
なんか悔しいので、
アニメ声『ムーンライト伝説』→オトコ声風『サウダージ』という、
ギャップ攻めで選曲してみました。
さらに七瀬とTMRと浜崎っていう、ギャップ尽くしで声色を変えて、
楽しんでいただきました。
みんなねえ〜…
歌がうますぎだから、あゆにはこれくらいっきゃできないのよ。(^^;

実はこの日で、チームぁゅであり、女子大生ちゃん&コマッちゃんと、
お別れなのですね。
写真展会場のクラマシさんから花束が届いたりして、
「イケメンはやることが違うね〜♪」と、株が急上昇。
そして最後に駆けつけてくれ、みんなと握手したり抱きついたりしてみました。

みんな、また行くからね!!




山口滞在も、残すところあと数時間。
ほんとにあっという間で、
1年とか…ううん、3年くらいを4日に凝縮した気分。
この期間にすごく大きな出会いがいっぱいあり、
体験があり、
たとえこの先歩けなくなろうが、なんかイケるねって、
そんな気持ちに改めてなれた。

その最終日は、いろんなところに行って〜、
山口ってこんなところだったって、語れるように…
んなワケなくて。(−−;

山口と言ったら、ふぐとtomoさん
tomoさん=撮影なワケですよ。

てなかんじで、偏った知識があるといいますけれど、
おにいさまも、なかなかな気が…。
ホテルを早々にチェックアウトして、完全スッピンのままtomo邸へ向かう。
撮影なのに、メイクをしないで向かうあゆ。
それはね。
山口滞在中に起きたもっとも大きなハプニング。

プロのヘアメイクをやってる人から、
コンタクトがあったのです♪
tomo邸でメイク中
なのでtomo邸でメイクもヘアセットもやってもらうので、
ほんとになーんにもしなくてOK。
前日入りしてトークショーにも来てもらい、
すてきなおねえたまとの出会いに、あゆも大コーフン☆

ちーむぁゅ撮影部隊と化した今回の最終日は、
有能秘書と化したうみ♪ちゃん、tomoさんの相棒φさん、
プロヘアメイクのTOMOKOさん、
そして…Photographerのtomoさん。
ほんとはね。
ここにはいない影のチームぁゅ…ぴよデザイナーyuccaちゃんという、
本日のスカート製作&ファッションアドバイザーがついている。
大掛かりといえる撮影チーム。
こりゃ〜、あゆも最善を尽くさなければなのですが、
あのねえ…寝不足と疲れは、やっぱ勝てないと気づく。
今後は初日にしようと教訓を得ました。

tomo邸に到着すると、さっそく「あゆのスッピンだ〜♪見せてみ〜♪」と遊ばれ、
ほっぺをプニプニ触られ、
前髪をおろしていたのも全開にされ「眉毛あるじゃん」と、楽しまれてみました。(−−;
tomo邸は写真で見せてもらってたけど、ひとり暮らしには贅沢な広さですよ〜。
ここでみなさんに教えちゃうもん。
そしてキッチンがキッチンの役割として果たされてないことも、よく分かります。(笑)
『あゆ恋』をBGMというか、映像を流しながらメイクとヘアセットをしてもらい、
新しいアイシャドウの色に、ドキドキしたよ。
いつもあゆが愛用しているのは、パール入りのオレンジとホワイトなのね。by100円ショップ
スーツとかパリッと系の時はMAYBELLINEのクリームアイシャドウで、水色を使うの。
今回使用したのは、パール系ライトパープル(203)。byANNA SUI
ひゃ〜、すごいオトナっぽくかわいくなるんだねえ☆
しかもTOMOKOさんが「プレゼント♪」ってくれちゃったのぉっ。
カンゲキ!
ピンクや暖色の服をたくさん増やしたから、今度からこれも使ってみようっと。
わくわく。
tomo邸でヒト仕事、ヒト撮影を終えて、さっそく出発♪
注意する先は…あゆ!?
初完全無人駅体験!

ほんとに人がいないんだね〜。
あゆと歩こう山口編でもやって見ましょっか?
「階段が12段で、やや急な角度。切符は自販機にお金が入れられないよ〜」
地面に座るには、透明のゴミ袋が必須(と横浜撮影で教訓)なんだけど、
やっぱりtomoさんはその場で思い出したので、
車いすの中から出してもらいました。
「えらいな〜」って言われたけど、
ちゃんと今度からそのカメラバックに入れておいてくださいな。
電車とホームの間も開いてるから怖いんだけど、
なにより怖かったのは、
あゆがホームに座り込んでtomoさんが線路から撮ってるとき。
電車はまだこないと安心していたら、
(だって1時間に3本とかなんだもん!!びっくり!)
イキナリ踏切が鳴り出して全員大アセリ。
tomoさんは線路から血相変えてホームに戻ってきて、
ホームの淵に座ってたあゆはふわっと誰かに抱えられたと思ったら、
φさんの王子のような身のこなし。
誰もがものすごいスピードで撤収して、一致団結してました。(^^;
やっぱピンチを越えるとチームワークがあがるのか、
その後も順調でした♪

移動時間中の爆睡の間に、TOMOKOさんのヘアチェンジが施され、
うみ♪ちゃんに「あゆちゃん〜」と起こされた瞬間、あゆは絶叫。

「おぉぉぉっ!!うわぁ〜〜〜っ!!」

目が覚めると変身&目いっぱいに広がる瀬戸内海!!
海好きあゆには、ハートを鷲づかみされたくらいに、テンションは上がりまくり、
変身した姿を鏡で見て、さらに大絶叫!
それをφさんのカメラに収められた。
このチームはほんと油断できずなので恐ろしいですよ、はい。
素のあゆというか、ありえんあゆも万歳で、なにかの形に記録されてるし。

波とあゆるんるんで浜辺に向かうと、
よたってtomoさんに護送されるあゆ。。。
うみ♪ちゃんに「あゆちゃんは持ち物みたい」と言われたけど、
ほんと持ち物のようだわ。
気候も気持ちよくて、どんどん天気もよくなってくる。
浜辺で裸足になるなんて、7年ぶりくらいで、
浜辺が楽しくって、ほんとなにも考えずに、くるくるまわりすぎ。
なんか、すご〜く楽しいんだ。
海にちゃぽちゃぽ浸かってみると、最初はすごーく冷たいのに、
だんだん気持ちよくなって、はしゃいでしまったよ♪
気づくと波にさらわれていたあゆは、陸上に戻るのに苦労したけどね。てへへ。
すごくきれいな写真もいっぱい撮れたので、
よけいに楽しくなったんだろうなあ。

しかし。
やっぱりマイペースなtomoさんは、
あゆ足のてんぷら状態…砂がいっぱいついたあゆの足をどうするかなんて、
まったく考えておらず、裸足じゃ飛行機乗れんっちゅーねん。
いちおうタオルは持って行ってたんだけど、φさん大活躍。
あゆを岩場までだっこするわ、スーパー○リオのルイージのように、
水場まで走って、洗えるようにしてくれるわ…。
今度からもうちょい考えて、撮影に挑みましょうね。
tomoさんにいちごを「あーん」してもらうあゆ
帰りの飛行機まで時間はあっという間に経ち、
朝ごはん以降なにも食べずに帰ることは、
さすがのあゆにもしんどいので、ごほうびも込めてご飯に♪
あゆ本発売までスイーツを禁止にし、山口までがんばったので、
いちごパフェを食べに行くことにしました☆(≧▽≦)
おっきくっていちごがいっぱいで、
tomoさんも好きなので、コドモのようにとりあってもみたけれど(笑)、
ちょ〜おいしかったっ!!
あっ…
ぶちおいしかったっちゃ。
この空港の側にあるお店、今度はついたらすぐに連れてってもらおうーっと。

空港では最後の最後の出会いが待ってました。
tomoさんのお友達naoppeさんが、写真展を見に来てくれて、
(残念ながら、会場は定休日)
空港までばびゅんと、あゆにも会いにきてくれたのです。
おちゃめなおねえたま☆
今度山口に行ったら、遊んでくださ〜いっ。

んで。
本来空港には30分前につき、15分前に搭乗手続きをするもんなんだけど、
飛行機が離陸する17分前にチケット発見&手荷物預かりに出して、
ドタバタでした。(;_;)
別れの余韻なんぞ、そんな時間はありません!
ぱぱっと記念写真を撮って、オミヤゲの「お」の字も見るヒマもなく、
お土産送ってねとお願いをしておいて、飛行機に飛び乗るあゆ。
小さくなっていく空港を見て、ちょっぴり切ない気持ちを持って、
羽田へ向かうのでした。

山口とはうってかわった土砂降りなどで、羽田空港の滑走路は、どんどん閉鎖。
20分以上千葉上空をウロウロして、ようやく着陸できたのでした。
帰りの航空会社は「お手伝いします」って書いてあったのに、結構ずさんな対応と、
客室乗務員のなんだか変な対応に、ちょっとむっとして。
今度からはできる限り、行きに使った航空会社を使いたいと思ったのです。
とはいうものの、発券機はどこも使いにくいなぁ…。

さあ、羽田についた!
HANAちゃんと数日振りに会うのに、ずいぶん長いこと会ってないみたい。
サイアクなことに、空港では手荷物受け取り場所まで階段しかなく、
大ピンチとプリプリ気分になったけれど、
おらったお土産とサプライズ出口をすぎてHANAちゃんに電話すると、やっぱり安心する。
帰り道に横浜の夜景が見えて、やっと帰ってきたことを実感。
翌日の夜に、いつもどおりヘルパーさんが来て、
そこで本当に「我が家だなぁー」と
やっと感じることができたのでした。

いっぱいの体験と、感動を感じて、
またひとつオトナになったかな?(笑)