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２００２年１月１３日・３１日＆２月７日 ちょこっとここヘン

注)	本当は写真や動画があったのですが、 ＨＤＤが飛んだためになくなってしまいました。

みわちゃんと電話をしながらネットをしてた。
１２月１９日。夜の１０時半のことだった。
「もうすぐクリスマスじゃん？いや〜今年もいろいろあったよねぇ」
「ＴＲＵＣＫも１年になるんだね」
メール、なんかあるかなぁ。
その時メッセが動いて、メール着信のおしらせ。
見たことのないアドレスで、用心深くあけてみた。
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初めてのご連絡で恐縮しております
ＷＥ‘ＬＬの２００１年１２月号のホーキング青山さんとの御対談と、
ＨＰ上の内容を拝見いたしまして、メールを送らせて頂きました。
突然で大変恐縮なのですが、
今回私が担当する番組での出演者募集に関する御相談をさせて頂けないかと思い、
御連絡いたしました。
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あら、いったいなんでしょう。
読みすすめていくと、ここヘンであることが分かり、本当にびっくりした。
あれに出たい、発言したい、そんな風に言ってたのが現実になるとは！
興奮をみわちゃんに伝え、そっこう返事を書きたかった。
だけど、本当にこんなにうまく行くの？すごく不思議だった。
勇気を出して返信をすると、すぐにご丁寧なメールが帰ってきて、
あれよあれよと言う間に年があけた。

年が明けてあゆは想い人さんに呼ばれて、群馬へ行ってしまった。
だけど打ち合わせについてのメール待ちで、本当にドキドキしながら、
電波のはいる場所に出てはメール受信してた。
群馬からかえって、打ち合わせの日も決まり、あとは実際製作スタッフの方と会うだけ。
今回は｢学校教育・養護学校について｣話を聞きたいそう。
ディレクターさんはこれなくて、メールを下さった製作会社の方とあったのは、１月６日。
打ち合わせでは、あゆの意見をいろいろ話して、その人いわく『イケる』と思ったそうな。
結構ハッキリいろいろ言ってくれるので、正直な気持ちなんでしょう。
２時間半近く話して、いろいろ盛り上がってしまいました。（笑）
その次の日、夜でいいからどうしても会いたいと言われ、オフ会のあとにディレクターさんと会った。
この人は…考えてることが、よく分かんない。でも一生懸命食いついてみた。
２時間近く話して、収録日を待つばかり。

収録日はその週の日曜日、１３日。
ご近所のＭａｒｉａちゃんに付き添いをお願いして、東京きぬたスタジオへ向かう。
都内に出るので心配だったけど､タクシーでお迎えが来て、夕方に出発、
８時にはスタジオ入りの予定なの。
で、あゆはと言うと､初めて自分でファンデーションを縫ったり､とにかくお化粧が大変。
そんなに厚化粧でもないんだけどさ､連日の疲れもあってクマはあるし､
ライトに当たることの発色とかも考えて､ちょーっと時間がかかって３時間。(^^；）
洋服だって気合いいれちゃったもんね。
網タイツとレッグウォーマーにミニスカート。Ｖ字に見えるようにブラウス着て､上からＧジャンで反射防止。
イヤリングもしてマニキュアだって､きっちりしてるんだから。
とにかくそこらにいること変わんないって言う所を､見た目でアピールしたい。
だってさ、前回見てて､やっぱ違うって思ったんだもん。
スタジオに向かう途中､がんばってねＴｅｌやメールが来て､ドキドキと感謝の気持ちでいっぱいだよ。

スタジオにつくと､先日お話をした人たちがお迎えに来てくれる。
見渡すといろんな番組を撮ってるらしく､スケジュールが張り出されてた。
ＨＥＹ×３やビューティーコロシアム､初体験など幅広いものを撮ってるんだね。
ココはエレベーターで楽屋まで行けるし､結構スムーズなの。
案内された楽屋はホーキング青山さんと､ギョーカイでは有名はクマシノヨシヒコさんと一緒。
ちょっとミーハー気分♪（爆）
1番に入ったコトがなんだか気楽で､少し落ち着いて着た…。
モニターがあってそこには前週分のここヘン収録が流れてる。
「わぁ、テロップ流れてないよ」
いや､当たり前なんだけど､ちょっと感動と共に実感。
しばらくすると両名も到着。
クマシノさんは初対面なので（あゆはＨＰ見に行ってたけど）、名刺を渡してご挨拶。
でも､ロケ弁持ってすぐにどこかへ行っちゃった。
先日ＷＥ’ＬＬで担当だった方がホーキングさんと一緒にいたんだけど､
もう１人いてホーキングさんが「この子があゆちゃん！」と､紹介してくれた。
ＵＮＩＶＥＲＳＡＬ　ＳＥＸの担当の方だと言う。
いろんな人にあゆを紹介してくれて､可愛がられて嬉しいのです。（*＾＾*）ヾ
そうそう。再会を果たしたホーキングさんは金髪で登場！
鏡の前で前髪を下ろそうか立てようか､すごく悩んでた。（笑）
「あゆちゃん、どっちがいい？」なんて振るもんだから､正直に「下ろしてたほうが若い感じがします」なんて言っちゃった。
あ〜あ、あのホーキングさんにスタイリストしちゃったよ。
しかもそれで､即決しちゃうからびっくりした。
あ､ビジュアル系目指すって言ってたから､女の子の意見が優先になるのかしら。
ロケ弁は”まい泉”のカツ弁当なんだけど､うっ、緊張して食べられない。
おなか減ってるのに､４口しか食べられない。
「食べなよ〜」
「今日はあゆちゃんにしゃべるのを任せてるんだから」
なんて､リラックスさせてくれるホーキングさん。
やっぱ慣れてるんだなぁ。すごいな〜。
「本､どこにおこうかな？」
「…こんにゃくと同じ所はどうですか？」
その場にいて､本の内容知ってる人は大爆笑。「あゆちゃんやっぱ面白いよ」
と､お褒めの言葉をもらっちゃった。
スタッフの方たちが着て､タイムスケジュールを渡してくれて､流れの打ち合わせがある。
台本もちょこっと見せてもらったけど､なーんにも書いてないの。
区切りの部分はＣＭを入れたり､ＶＴＲを流すためだけみたい。
あとは司会の人のセリフしか書いてないんだ。
もうすぐ収録だから…とＭａｒｉａちゃんに､トイレに連れてってもらう。
実は網タイツのノリがはずれかかｔってヤバイんだ。

そんなピンチを乗り越え､最後にリップグロスをひきなおして本番なのだ！
前々日に電話がなり、絵的に車椅子を持ってきてほしいといわれた。
車いす＝肢体障害者の壁、ぶち壊してやろうじゃん。
着合いはバッチリ､いっちょやったりますかっ。
車椅子でずっといるのは不便だなぁ、姿勢が窮屈だなぁって思ってたのに､椅子がちゃんと用意されてた。
だったら歩いて入場したかったよぉ。
ポジションは前列の画面上で中央より少し左。だけどスタジオは円形なんだ。
外国人の人は２〜３ｍ位しか離れてない位置にいて､思ったよりずーっと狭いコトに驚いた。
でもスポットライトや照明がコウコウと照らしてくれると､緊張がどんどんなくなっていく。
不思議な気持ち。
緊張がなくなる速さと同じ速さで､どんどん楽しい気持ちになってきた。
たけしさんが入ると本番は始まる。
みんなＴＶで見るよりずっと細いし､肌もすっごく綺麗でびっくりした。
芸能人って疲れてて､大変ってイメージじゃん？
でも芸能人だからこそズバ抜けて綺麗だったりするんだよね。うん､納得。

視覚障害の人の話、寝転がりながらでしか姿勢の維持できない人の話、聴覚障害者の話、ホーキングさんの話。
収録の順番はこんな感じで、間の２つのテーマが、あゆの発言があるのです。
だけど、アタマは真っ白。とにかくインパクトのある言葉で話すのが、今回要求されること。

視覚障害の人の話から始まった。
あゆはかっちゃんの講習を見てたけど、今回の人はアイマスクはして欲しくないと言う。
確かに恐怖心が画面上に強く出るのは､すごくいやだと思う。
だけどやってみて､聞くよりずっと感覚が分かったって言う人が多いのも､現実なんだよね。
もう少し､見える人の立場に立って考えられないのかな。
そうしたら､怖かろうがなんだろうが､やってみるって言う気持ちが､どういう気持ちの上で思うのか､分かる気がする。

今回は学校教育についてって言うことで､ちょっと難しい。
今回の人たちはみ〜んな､統合教育がいいと思ってるみたい。
とくに、寝転がりながらでしか姿勢の維持できない人の話がＶＴＲで流れちゃったら､
すべての人がそれを望んでる､みたいな、インパクトが強くなっちゃうじゃん。
普通校と言う所に通ってた人には､頭ごなしに嫌がらないで､どういうところか見ればいいじゃない。
そう言う気持ちで渦巻いて､あゆの体いっぱいになった。
だってあゆは、ちょっとは寂しい気持ちもあったけど､養護学校に行ってよかったって､胸張って言えるもん！
自信ないから養護学校行った人も､言えないんだろうな。
いいコトとかあったはずなのに。
それにね…なくちゃ困る人､絶対にいる。統合教育じゃ難しい人､あゆは知ってる。
障害者ってくくられてるクセに､そういう人をムシしないで！
知らないなら、回りが分からないなら、障害者の代表って思わないで。
あぁ、そうか。
前回放送を見てて感じた違和感って､際重度障害者に視点がまったくないからだ。
収録中に謎が解けた。
発言しようと思っても、ドキドキしてうまく言葉にできない。
手が上げられないから､いいタイミングに話に割って入れない。
あゆの言いたいコトがまとまったよ。
それから絶対にこれは伝えたい。
車椅子使ってる人だけが肢体障害者ではない。
最初の紹介でも「車椅子を使って日常生活」と言う紹介だったけど､あゆ使ってないじゃん。
発言しても、のどが渇いて、声にならない。
どのくらいＯＮＡＩＲされるんだろう。
だけど､多分､絶対に言わなくちゃイケナイことは言えた。
言いたいことは１０分の１も言えてないけど､でも、あゆが出て話さなくちゃイケナイことは､言えたはず…。

聴覚障害の人の話。
手話通訳が入っていれば、メディアでの発言だってできる。
これはＴＲＵＣＫで分かったこと。
いつもそれで過ごしてるのが普通だから､なぜ前回の放送ではいないんだろうって､不思議だった。
そう言えば､それについてメールもしたなぁ。
いないと言えば､こう言う所に出る女の人が少ないんだわ。
それも結構気になってたんだよね。ま、少なかったらあゆが出れたんだけど。
でもなんだか､あゆには日常のコトの話だったから､周りの反応の方が面白かった。

ホーキングさんのネタ連発（ちょ〜緊張してるのが分かって､面白い。）や､
みんなで運動会やってみようとか､
面白い話もたくさんあったのに､カットされちゃったらもったいないな…。
でも､１時間で収まるんだろうか？

収録は３時間に渡って、さすがのあゆもつかれたのだ。
とにかく緊張した。
だけど人から見れば、意見や口調は冷静っぽく見えたらしく、よかったと言われた。
う〜ん、あゆは言いたいことの１も言えなかったよぉっ！
帰ったのは１２時過ぎ。期待と不安が消化されるのは、放送が終ってからなのだ・・・。

収録が終わって､ラッキーなコト♪
大槻ケンヂさんと生でお話した。ちょ〜キレイな人だったよ。
そして、楽屋へ戻る時にＭａｒｉａちゃんが「あれ､え〜っと､誰だっけ？」と言った瞬間に､
「イノッチ〜♪」と喜んで声かけたコト。
そしたら立ち止まってくれたんだ。
「がんばってください！」って言ったら「ありがとう」って言ってくれた☆
生まれて初めて生で見たジャニーズだぁ。
思ってたより大きかったし､カッコよかったよ〜♪

その後。
番組の反響がすごかった！
面白かった話がカットされてたり､VTRは養護学校のことを大まかに流していたけど、
今回の放送は盲学校と聾学校であって、それがすべての養護学校ではない！とか思ってたんだけど。
でも､伝わってくれた人が多かったみたいで､それが嬉しかった。
放送を見てあゆを探し出してくれた人もいて､メールをくれて嬉しいのデス。はい。
１週間で２０００近くのカウントが刻んでたのも、驚きだね。
２週に渡って放送となったわけだけど､
本当になんだコノ、気の強い顔した､引きつったヤツは！と､あゆが一番おどろいた。
全然落ち着いたように見えないじゃん〜っ。
ま､でも､いい経験になった。
あゆ的に外国人席に入って「日本の障害者おかしいよ！」とか､言ってみたかったけど。
みんな『今の日本はおかしいよね』って言うのがあって､バトルになんないのがつまんなかったなぁ。
次にＴＶに出る機会があったら､もっとがんばっちゃうぞ☆
あゆの野望は､またまだ続く…。
ちゃん♪ちゃん♪