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２００１年８月１６ 憧れの人ホーキング青山さんと対談！！

朝までお泊りして、家に帰ったのは１０時半。
１時に、とうとうあこがれのホーキング青山さんと会う約束なのだっ☆
あゆと同じ障害のお笑い芸人さん。
しかし、アイドルなんですよ。あゆたちにとっては。
１２時に出るために、お風呂に入れてもらってダッシュでお化粧して、
行ってきました。
１１月号のｗｅｌｌに、彼の連載の１つとして登場するよ。

横浜駅西口岡田屋モアーズ前で待ち合わせ。
それっぽい人は見当たらなくて、連日の疲れでポーっとしてた。
そしたら、お友達…と言ったら失礼だけど、
トラベルフリーの会で知り合った、ライターさんが来てくれてた。
彼はガイドヘルパーもしてるから、介助も任せて！なんて言ってくれる、
心強い人。
今日はマネージャーとか言ってた。（笑）
あゆには何人マネージャーがついてくれるんだろう？
ホーキングさんたちは、一足先に喫茶店に入ってるそう。
うぅーっ、引っ張られるなんて、余計に緊張するじゃん…。
顔にも声にも、緊張の現れないあゆだけど、
　あーん、もう、どおしよう！！
　何から話せばいい？
　名前でしょ。
　笑顔がこわばらないように…
　さわやかにしなくちゃね。
　こんな時に限って、お腹すいたよぉ（爆）
なんて、実はずっと思ってた。
実際目の前にして、やっぱり頭の中はパニックが吹っ飛ぶ。
一種の舞台の幕が上がるのと、同じ状況にスパークしちゃった。

第一印象は、やさしそー。
そして、写真とかより、ずっと若く見えた。
ＴＶで先日取り上げられてから、スケジュールはめいっぱい。
そんなホーキング青山さん。
実はそれ、見逃しちゃったんだよねー。
あゆがずっと会ってみたいと言ってた人のうちの１人。
なんでかって言うと、あゆと同じ障害なんだ！
それをけんちゃんに教えてもらってから、ずっと気になる存在。
なのに、誰もＴＶを教えてくれないなんてー！
ただ、固定観念がない状態で、入っていけたんだけどね。
会いたいっていっぱい言ってよかった。
本当に会えるなんて。
すごく、すごく嬉しかった。
でも、なんだかとっても不思議な感覚。
ちょっとやっとじゃ味わえない。
だって、この障害って、本当に少ないんだもん。
このページに来てくれてるゆきちゃんの息子・涼平くんは会ったことあるけど、
それでもまだ赤ちゃんって感覚が強くて。
確かに不思議な感覚だったけど。
そしてまだ見ぬＨＰで出来た仲間。
ヒロ兄ちゃん、まぁお姉ちゃん、Ｒｙｏちゃん、あーやんさんとこのだいちゃん、
みんなに会えたときも、こんな感じなのかな。
鏡…とはちょっと違う。
でも、なんだか、どっかで解ってるとこがある。
ただあゆは歩けてしまと言う、奇跡しちゃったとこがあるので、
成長バランスなども違うし、
やっぱりルックスはぜんぜん違うわけで。(当たり前かしら？？爆)

ライターさんに紹介されつつ、自己紹介。
今回記事の担当さんが、あゆはいくつ？という質問に、
フツーにあっさり答えたら、
ホーキングさんは「聞いてもらってよかったー。女性には聞けないよぉ。」
だそうです。
いえいえ、あゆはぜんぜん平気ですから。
名刺も慌てて印刷してきたので、それを渡して、ご挨拶。
まず、お話の前にランチをすると言うホーキングさんに、
喫茶店に向かう途中お腹がすいてることを明かしてて、
あゆも一緒にご飯を食べることになった。
真っ白のワンピースで行ってしまったので、
トマト系のパスタとかは食べれず、
カロリーは高いけどクリームパスタにしておいた。
ホーキングさんは、あゆよりぜんぜん手が使えなくて、
顔をお皿にもっていって食べるのが、最大限って感じだった。
でもやっぱ、器用だよ。
電動車椅子をアゴで操作するだけあって、首から上を使うのが、
きっとあゆより上手。
家族の話や、普段の話をしながらご飯を食べたの。
さすがに向こうはしゃべりのプロ。
あゆをうまーくしゃべらせるんだな。
そのおかげで緊張もなくなったし、あゆの本領発揮ってとこでしょ。
度胸のよさと。
食べ終わるころ本題にはいっていった。

恋愛の話から性までって言うのが、今回のメイン。
あゆがこのページでもまだ語ったことのない部分を、
少しお話してみました。
初めての体験とか、その後もやっぱりメンタルケアがないと、
その気にはなれない。
そして障害者でも、女の子であることを忘れちゃイケナイ。
だからあゆの、きれいになる作戦である、ダイエットだって、
体の都合もあるけど、好きな人のため。
自分の体いっぱいいっぱいに使って、愛情表現すること。
その人のことしか、１日中考えられないあゆ。
そして昔の男嫌い・人間不信も少し話した。
風俗についても。
あゆは使ったことがないから分かんないって
言うのが第一声。
でもね、それはそれでいいんじゃないかな。
ただ女の子は、自分のことを好きになって、
いろんな人を好きになって、
愛されて、そして、最後に結ばれてほしい。
それは健常者の女の子でも、一緒でしょ。
投げやりにならないで。
でも、愛されていいんだって自信は、やっぱり持っててほしい。
この取材で、以前ホーキングさんの連載について、読者の声があった。
彼氏がいないんだけどって言うのや、女の子の引く連載ですって。
確かにあゆも、読んでみて思うとこはあった。
ただ彼は、結局男の人だからわかんなくて当然なの。
だから、あゆが出たいって言うのもあった。
愛されちゃイケナイって、誰も決めてないからがんばって！
それを伝えたい対談だった。
伝わるかなぁ。
まぁあとは、ｗｅｌｌを買ってみてください。
恥ずかしいケド。（＊ノノ）

そんなこんなで、ちょ〜ドキドキの
めちゃ盛り上がった対談ですが、
１時に待ち合わせて、
なんと３時半にもなろうころ、終焉となりました。
そして今度は、屋上に行って写真撮影。
デジカメと、普通のカメラも持って行ってたから、
一緒に写真を撮ってもらった。
雑談しながらの撮影だったんだけど、
バンドの話をしたり、
今後いろんな話も聞かせてもらった。
そして障害者の友達はいないと言う言葉に、
図々しくあゆを１号にしてもらっちゃいました。
もう１つ、今度はお願いに、
「日記にぜひ、あゆのこと書いてくださーい」と言ったら、
いいよと、快くＯＫしてくれて、翌日載ってました！
（『雑誌ｗｅｌｌで女の子と対談。
　この女の子、なんとオレと同じ障害名だという。
　といっても、一応、彼女は歩けるんでだいぶ雰囲気は違う。
　なんだか鏡を見てるような、コピーロボットと対面してるようなで、
　ちょっと妙な気分だったぞ！』
　みたいに書いてあった。）

一緒に撮ってたポーズを見て、カメラマンさんが、
ぜひそのショットを！と言うことで、
撮ってみました。
名づけてアイドルポーズ！！(爆)
４時半になってしまい、予定を大幅にオーバー。
でも、とっても有意義な時間でした。
特に口説かれるわけもなく（笑）、
リラックスさせて話させてくれて、感謝です。
あゆはギャラリーに行かなくてはいけないので、
ご挨拶をして、お別れしました。

本当にありがとうございました。
この場を借りて、さらにお礼を言わせてください。
雑誌の発売が楽しみだなー♪

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