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２０００年１１月４日 東京探検隊っ☆

ん〜、よく寝た。。。
ＨＰはなぜかリンクがうまく行かないし、行き詰まってんなぁ。
今日もＰＣの前に入り浸りかぁ？…お、天気がいい。
誰か遊んでくれる人いないかなぁ。
男友達に、軽いノリも含めて“あしょんでー”メールを送ってみる。
朝ご飯を食べて応答を待ってると、電話で連絡がついた。
そこから軽いやり取りがあって、会うことになった。
相手は北関東の人。（なぜか最近そっちの方に知り合いが増えてる）
あゆのことをよく知ってるから、安心な人。
そこであっという間に、上野で待ち合わせることになった。
あゆ宅から電車１本でいけるんだけど、東京は未知の世界。
ん〜、ドキドキっ☆
速攻着替えて出かける準備をする。
お母さんに『上野に行ってくる』と言うと、びっくりしてた。
ぶ〜ぶ〜言う文句を尻目に、軽くリップを引いて、家を出た。
っんとに、いっつもなにするにも文句言うんだから。

普段使ってないＪＲの最寄の駅に行くとびっくり！
なんとエスカレーターが上りも下りもついていて、エレベーターの工事もしてる。
地下鉄の方が使いやすいと思ってたけど、進歩してくれてるのね。
うんうん。(゜-゜)(。_。) (゜-゜)(。_。)
群馬まで行った経路と変わらないから、上野まで寝ていけた。
バスが混んでたりしたから遅刻するかと思ってたけど、快速はすごい。
あっという間について、待ち合わせよりだいぶ早く着いた。
改札を通らないで待ち合わせだったから、駅構内をぐるぐる。
エレベーターやエスカレーターをチェックしつつ、いろんな所を見てまわる。
１つ気になったのが、連絡口がスロープにはなってるものの、急なところだった。
まだ向こうは移動中なので、雑誌を買って喫茶店で待つことにした。
ファーストフードのように自分で持って行くところだったけど、
そんなのあゆには無理。
だからお店の人に頼んで、窓辺のカウンター席まで持ってきてもらった。
なんとかできちゃうもんだね。
いつも１時間くらいなら立って待ってるけど、このあとも歩く予定だし、
ここは１つ座って待ってようと、初めてこう言うカタチで人を待った。
駅をひとりで探検してただけあって、彼が上野について電話をしてくると、
現在地を説明することができた。
「パンダが見えるよー」って言うのには、困った声をしてたけど…。（笑）
上野周辺は、あると言えば動物園しか浮かばなかった。
そこで、東京探検隊は、２駅で行ける秋葉原に行ってみた。
群馬に行く時も、車窓から見えた街並みに、覗いてみたいと思ってたし。
彼も東京にはあんまり縁がなく、お互いに方向音痴と、おもしろい組合せだった。
のほほんといつも会うけど、そのまんまでやってるからすごい。

秋葉原につくと、びっくりがたくさんあった。
さすが電気街と言われるだけあって、電気屋さんがよりどりみどり。
あいだに、ちょっと怪しいお店が転々と…。
人込みのすごさに、車椅子じゃ動けないよ、と文句を思いつつ、
お店の中も狭そうだなぁと覗いてた。
歩いてると、おなかがすいてきて、どこかで食べたいねって話しだした。
右も左も分からない中、よく歩きまわってると思う。
しかし、ほんとに電気屋さん以外なんにもない。
これにはちょっと驚いて、途中車できているクレープ屋さんで、クレープを買った。
ちょっとだけおなかをもたせて、気付くと末広町と言う駅までついてた。
こりゃあ疲れてくるわけだよ。
そこで今度は、末広町から銀座線で渋谷に向かった。
やっぱ、探検するなら行ってみたいしね。
でも、地下鉄を甘くみてた。
横浜だと、ほとんどの駅にエレベーターはあるし、きれいと言う感覚があったけど。
階段につづく、階段・・・
もう、いい加減にしてくれ〜ってくらい、階段を下りた。
改札をくぐると、エレベーター表示…。　Σ(￣∇￣|||　がぁ〜ん！
どこにあったんだあぁぁーーー！！
そこから約３０分、ずっと立ち乗りで渋谷まで出た。

駅員さんにエレベータの場所を聞き、やっと地上についたころ、
あゆの足に異変がおき始めた。
休憩せずに久しぶりに、しかも見知らぬ所を４時間近く使ったせいで、
あゆの足がツリはじめたのだ。
相方の彼は優しくて、ずっと心配して一緒にいたけど、
とうとう異変が起きたもんだから、休憩できるところを
速攻探さねばならなくなった。
リュックを持ってもらい、体のことだけに集中することにした。
足の裏だけがツッた状態がしばらく続き、他の部分はなんとかなり始めたので、
歩きだすことにした。
街並みはテレビに出てくるところ！といった感じで、心わくわく。
足がこうなってなかったら、飛び回っただろうに。
巨大スクリーンだ！
きっとあの建物の中に、カリスマ定員が…！
いろいろ思いながら、思わずカメラを出したくなったけど、
それじゃ田舎者なのでやめた。
少なくとも、横浜に住んでるんだしね。（笑）
小さな時に、渋谷にきた記憶があるけど、
その時はこんなにきれいじゃなかった。
少なくとも、エスカレーターがこんなに合ったわけでもなく、
エレベーターもなく、道もでこぼこして歩きにくかった。
それが唯一、この時のあゆには救いだった。

やっとの思いで、カラオケボックスを発見。
食べ物系だと靴を脱いで足の様子を見れないし、
くつろげないのでそこに入る事にした。
入ってからふぅ、と靴を脱いで足を伸ばし始める。
だいぶ足もよくなって、彼の心配も和らいだかな。
さて、歌いますか！
と、あっとゆ〜間に２時間カラオケを…いやいや、休憩をした。
ちょっと高いとこだけど、エレベーターもあって、段差も少なく、
トイレもきれいでよかった。
ドアが重くて開かない…なんて事もあったけど。（笑）
あんまりあゆは遅くなれないし、彼も電車があるから、
カラオケが終わって、街並みを３０分くらい満喫してから駅に向かった。
切符を買い、駅ビルで夕飯を食べて、品川経由で帰ることにした。
あざみ野に出るっていう手もあったんだけど、やめといた。
けれど、品川の乗換えが不安だった。
前に新宿や有明に、訓練で行った時はものすごく階段を上ったから。
人込みがすごくて階段。
そのイメージがあったから、不安にかられていると、
彼が乗換えまでついていてくれることになった。
悪いことしたかな、と思いつつ、やっぱり怖いのできてもらった。
でも、品川について拍子抜け。
だって、エレベーターもエスカレーターもあるんだもの！
あゆの中で、ＪＲはエレベーターがないものになってたから、
もう、びっくり！
一日つきあってくれた彼にお礼を言って、別れた。

帰りの電車で思う…
それにしても、よく、無事に帰り道に辿りつけたな…。
だってきっと、彼の方が分かってなかったと思う。
それでも人込みの中、先に歩いてあゆの負担を軽減してくれた。
果たして彼は、どこをどう行ったか覚えてるのだろうか？
そんな考え事をしていたら、いつの間にか最寄の駅についてた。
寝ちゃった。
一日ドキドキ緊張しっぱなしで、ほんと〜につかれた！
次の日目覚めたら１０時間も寝てた…
よく歩きまわったよな、あゆの足。