平等、対等と、いうならば…

平等、対等と、いうならば… 2005年07月17日


障害者自立支援法。あっさり、衆議院通過してしまいました。

なんていうかね。
すごくあっさり過ぎることに、驚きが隠せない。
まあ、個人はチカラもなければ、
障害者に意見はないというわけか。

あゆね。
ぽこぽこ取り上げて書いてきたけど、完全反対ではないんだよ。
子供たちや、いままで認めてもらえにくかった、
知的や精神障害の人に、サービスがいくカタチができるから。
これって、必要だと思うから。


だけど、リスクのほうが大きすぎるんだよね。

あゆは、たとえば障害者が一人暮らしをするのに、
生活保護は受けるべきではないって、そう思ってる。
そして、よく書いてるよね。
納税者になれ、と。
自由になるのに、責任は伴うから。

「障害者は働けないんだから」

これって理由になるのかな。
自立とか、社会参加とか、そのために介護は必要だよ。
でも1円たりとも払いたくないといっているようで、
デモとか、団体の主張には、疑問を感じる。

そりゃーね。
医療費額っていうのは、元気に生活している人より、
絶対に必要なものだから、
生きるための最低限の医療として、負担額(や、増額)は違うと思う。
リハビリとか、定期検診とか、健常者と呼ばれる人にはないものね。
それにフヅイして、体の弱い人はもっと助けてあげるべきだし、
管理できる人は平等にすればいい。

あゆだったら、風邪はあんまりひかないし、
そういう所は丈夫だから医療費がかかって、
でも、ケガしやすくて、したら大ケガで、完全介護になる部分には、
負担をかけない。
そんなシステムがあったら、いいのになあって、思ったり。

だけど介護費に関しては、もっと、もっと、その当人を見てもいいと思う。
家族の収入より、当人の将来性とか、就職活動してるか、とか。
平等とか、対等とか、そういう風に見てもらえる努力ができるのに、
なんにもしてないなら、そこは負担額をかけていいと思うし。


たとえば生活保護って、本当に身よりもなくなって、
働けないような人や、
介護のために働くことのできないおうちや、
母子家庭の、ホントに大変なおうちとか、
そういう人たちのためにあるんだと思うの。

環境がないだけで、働けないから、生活保護を受けて一人暮らしって、
それって違うと思うんだよね。
仕事に就くための突破する方法と力と、
我慢が足りない人って、多いと思うもの。
そういう風に、自立支援法の介護費システムも考えられれば、
取れる所から取れると思うよ。
そして、やっぱり、当人に収入にあわせて支払わせるべきだよ。
住民税だと思えば、生活するための必要な納税じゃない。
支払わせるためにも、
アレはダメ、これはダメって、サービスの制限しないで、
好きに使っていいけど、使うならお金がかかって、ちゃんと働けよって、
そういうことになるじゃん。

とくに肢体にしか障害のない人は、もっと自分に厳しくならなきゃ。
カラダの限界をしろとかいうんじゃないの。
精神的な部分、考えの甘い部分…いっぱいあるし、考える力もあるはず。
あゆも含めて、ね。