アホな新聞記者、バカな編集者

アホな新聞記者、バカな編集者 2005年05月13日


やってくれてますね、朝日新聞さんと毎日新聞さん。
えぇ、もおこれは

あゆに叩きのめして

と、言ってるようにしか見えない記事です。
ん?
記事というより、もっと調べまくって丁寧に書かなきゃならない部分…
そう、

連載(上/下の構成)や社説(後半・下半分)じゃないですか。

あゆの上司さんにも「社説なんだよ〜」と、
責任重大で、めっちゃいろんなことを調べてる。
かわいそうなくらいです。
そうやって準備して、勉強して挑むはずの、一般記事とは違い、
その会社の色や評価を決める大事な部分。
…だとあゆは思う。

ホントにヒトゴトだから書けます

と、全面に出した原稿を排出してくれましたね。
あぶりだしたら「んなもん、自分は関係ないね」って、
でっかく書いてありそうだもの。

障害者自立支援法と言う名のマジックに、
いとも簡単に引っかかり、
この報道機関もやっぱり「政治家にすりよってるのね」としか思えない。

あぁ、もぉ、この2社の信憑性はないね。

報道機関なのに、いいのかね。
【 差 別 肯 定 2 大 報 道 機 関 】と名づけてあげよう。
このエントリーの全文2社に送りつけてやろうか。


毎 日 新 聞

もともとユニバーサロンを開いていて、
「情報発信側は本当の切実さを、リアル感を、なんにも出していないなあ」と
いつも思っていた。
まあ、最大公約数となりやすい人たちへの、イメージアップのためなんだろうね。

★ あしたの暮らし《上》 ★

「明日の暮らしはありません」と言ってるのが
自立支援法です。
はい。
すでに見出しの段階で残念!でした。

《上》は当事者の声を一応聞いているし、まあそれなりにリアル感はある。
質問自体が「自分には関係ないですけど」感がぷんぷんしていて、
読者に伝える視点といっても、もうちょとあるだろう。
「あんたが障害者になれば分かるよ」とだけ、いってあげたい。
取り合えず、一日自力で動けない体験してから、取材したら?

★ あしたの暮らし《下》 ★

だからいってるでしょう?
「説明しないから、不安にかられて余裕を持つ」に出てるんだって。
障害者たちが支援費制度で説明された文書、見たことないでしょお?
ナメ腐ってくれて、義務を果たさずに、
建前だけで「保護から権利へ」と、ぬか喜びさせて踊らせて、
対外的にだまし続けてる結果だって、分かってないんじゃん。
インタビュー受けてる人も、受けている人だ。

最大公約数ダイスキの介護保険と統合されたら、
どうなっちゃうか分かんないでしょ。
だったら介護保険が支援費に歩み寄るほうが、まだいいや。

ブチ切れた発言は
「高齢者と障害者を分ける必要はあまりない。」

バカかお前は!!

ホントに正面きって言ってやりたい。
自分が障害持ってみろ。
誰の手もかりずに、1年間家族や親戚にたらいまわしにされてみろ。
理由は「介護ができない」って理由で、クビになってみろ。
トイレにいけないで、2日間くらい垂れ流して、通常生活してみたら?
介護されることがどれだけ大切か分かってない。

理解しろなんて、くそ難しいことは言わない。
切実さも、リアルもないやつが、こうやって報道機関に出てくるな。


朝 日 新 聞

実はコレは新聞で読んだもの。
もともとアクセシビリティ性が高いと言うことで、
ユーザーにも割りと評価のよかったところ。
でもね。
やっぱり最後に爆弾踏んでくれた。

★ 自立支援法 障害者には苦い薬だが ★

『だが』と言う段階で、おかしくありませんか。
イキナリ肯定ですか。
真っ向から戦ってやるから、それを書いた記者を出せ。
負けなくてよ。
同業者ですもん。(笑)

「ここは本人の収入に応じて負担を決めるようにすべきだ。 」
コレに関して、評価する。
その通り、あゆみたいなのからはもっと取ればいい。
(ぃぁっきついんですけどね)
「審査会にも障害者の代表を加えるべきだろう。 」
これだって、いいことだ。
ま、その障害者の代表として選出される人は、
同性・同程度・社会性・一般常識があるって言う、最低限はクリアしてほしい。

あゆの審査にオトコが分かるわけないじゃん!!

とか思うわけで。
なんならココに“母子家庭障害者”も入れてほしいんですけど。
だったらあゆが、ほかのおうちの子も審査してあげられるわ。

もちろん縦割りサービスだったものがなくなるのは、
精神障害の人たちにもずっといいことだ。
あゆもPCの先生をしていた時に、本当にそう思ったから。
しかし
「障害者団体からは、若い障害者も介護保険を利用できるようにして欲しい」
 >ナニ系障害者団体?
「高齢者の介護保険との一元化も視野に入れつつ」
 >やっぱり政治のお偉いさんの言うことが一番なのね

この2つが結びにくることで、記事のイメージはガラッと変わる。

つまり
「なんだかんだ言っても、自分には関係ないことなんだけど、
1つにしちゃえばいいじゃん

こういう答えだと言うことが、一般読者には伝わらない。
利用するユーザーの切実さはまったく無視で、
自立支援法賛成!後押しをしますと、
宣言しちゃったわけだ。
だから、こんな見出しになるのね。


こんな偏見に満ち溢れた記事たち。
差別意識が根底にある記者。

だから、マスコミが差別と偏見を作ってるんだ。


ってか、神奈川新聞さん、取り上げていこうよ!!

あゆがダメだししちゃる☆
…うそうそ。
ナニがドウであれ、炎上しなきゃ話題にならないんだから、
話題にしたいんですよ。

と言いながら、こんなあほな記事かかれたら…
「そのデスクに会わせろ〜〜〜!!」って叫んでるだろう。
訂正を出せと叫ぶだろう。
ふざけるなと社長に会いにいくだろう。

あぁ、その時がクビになる時か?(笑)


衆議院の委員会の様子が、ココで見れるらしい。
あほな委員会が続いてるんかね。

5月11日・衆議院厚生労働委員会
 障害者自立支援法案
 障害者雇用促進等法改正法案