合体!?介護保険と支援費制度

よい介助者探し 2004年11月12日

実は今、あゆの介助体勢では、また転機が訪れてるっぽい。
転機だらけで参ってます。
お天気が一番いいよね。

…っと。

約2年前から使っている派遣会社(A社)と、
この5月から使ってる派遣会社(B社)の2社から
現在はヘルパー派遣をしてもらってる。

B社はHANAちゃんとも出会った場所であり、
支援費制度であり、
あゆのライフスタイルを最大限に引き出せるように、
そして、お互いがうまく行くようにがんばってくれてる。
(要望と言えば、あの彼女にケータイを持たせてくれれば、
 もう万歳です!)

問題はA社。
あれはできない、これはできないなどなど。
措置の時代となにも変わらない。
サービス提供の幅が狭くて、使いにくい。
しかも契約時間分の派遣ができないんだから、
無責任とちょっと思うようになってた。
この会社のの質なのかどうなのか。
会社の方針や決まりなのだったら、この先考えていかなくてはならない。

でも、なにより困ってるのは、
担当が変わったことによって、当初の決め事が、
ほとんど守られなくなったこと。

「家族を尊重してうまくやってほしい」と言ったことなんか、
どこに行ってしまってるんだろうってときがある。
その担当も派遣されてきて、現場のヘルパーとしてくるんだけど、
家族が調子が悪くて寝ている時に、
元気がいいのはいいんだけど、
「調子が悪いんだ」と言っているのだからおしゃべりは控えるとか、
最低限のことが考えられないの!?と、
つい最近、本当に頭にきたことがあった。
でっかい声で、寝てる人に話かけないで!って。

本当に他にもいろいろあった。
でも、これはその人だけの問題なのかもしれない。

だけどね。
仕事をするものとして、どうにも納得イカないことがあるんだ。
引継ぎができていないこと。

2ヶ月前から入ってるヘルパーさんは、
あゆから時間や内容を聞いて、サービス提供をしてくれてる。
(7時から8時半が基本。
 9時まで余裕はほしいのだけど大丈夫?とか。)
伝わっていたことは入浴介助だけ。

「当社では引継ぎの制度をとっています。
 ヘルパーが変わる際には2回だけ、2人派遣になるんですけど、
 よいでしょうか?」
って言ってたのは、会社側だよ。

できないんだったら『やります』って言っちゃいけない。
「あゆみさん、新しいヘルパーには、
 申し送ることは伝えてもらえますか?」って言うのだって、
支援費制度ではアリなはず。
そのヒトコトもなく、あゆが内容や時間の確認してるって、どうよ?

そんな想いもずいぶん積み重なって、
いい加減にしてくれと、一気に手紙に書き託したのが、
先月末。
それからいまだに返事が来ない。
このあいだ電話した時に、偶然にも所長と話すことがあって、
ちゃんと返事するって言ったじゃん?

そして笑えたのが、
あゆ宅に来る直前に新しいヘルパーさんに電話があって、
「あゆみさんのところは、金曜日は長いことがあるから」と、
言ったらしい。
そんなの、もう、ひとり立ちでくるようになってから、
あゆの確認の時に言ったじゃんね?
なにを今頃言ってるんだろうと、おかしくて仕方なかった。

その前に「落ち度がありました」って、言うもんじゃない?


イイ人に出会えても、会社ひとつで変わってくる。
いい会社でも、人で全然変わってしまう。

介助者探しは、日々続くのね…。