申請してみよう!
他人介護を受けてみよう!
そう思ったとき、あなたはどんな環境に住んでいますか?
一人暮らし?実家暮らし?共同生活?
いろんなカタチの生活があるけど、もし同居している人がいるなら、
よ〜く話し合って、みんなで気持ちよく他人介護を受けてほしい。
この壁を乗り越えたら、ハンコと障害者手帳を持って、福祉保健サービスセンターに行こう!
まずは担当ケースワーカーとよく話し合ってね。
こころがまえ
支援費制度を利用するに当たって、自分の必要とするサービスには、
どのくらい手が必要か把握することが大事。
新たにサービスとして、時間換算するのは、そんなに難しいと、あゆは思わなかったんです。
…というのも、措置の時から、見越してワーカーさんに、相談してたから。
ホームヘルプを受けるために、身体介護という分野であゆは人の手を借りたい。
で、施設に入所・通所などで利用してると、ちょ〜換算しやすい。
家にいるとなんとなく家族が手伝ってくれるので、わざわざ職員を、何のために呼ぶか…が、
1つのポイントになります。
あゆは、大まかに換算というのが、どこまで大まかかわからなかったので、だったら!と、
1日の流れを全部メモにして出しました。
ということは、最低限それだけ人の手を借りてることが明確になるわけで、
それを元に支援費制度の決定の時、時間を減らせない状況にもしたんです。
人の手が借りれるのに、大いに越したことはないけれど、甘えてないか?と見つめなおし、
できるだけ自分でという気持ちに持っていければ、仲良くやっていけると思う。
申請・変更の時、話しても伝わりにくかったり、説得にいまいちになることが多いので、
ぜひ、こういった評価表を作って、提出してみては、どうでしょう?
あゆの一日に必要な介助・時間換算表
1日のベースの動きを所要時間とともに、◎超絶対介助・○介助がほしい・△介助なくても何とかなるけど本当は介助がほしい・×介助はいらない で、分類。
朝起きる→立ち上がる | ◎ | 30秒 |
---|---|---|
トイレに行く | ○ | 3分 |
着替える | ○ | 15分〜30分 |
朝食&準備 | ◎ | 30分〜1時間 |
出かける前のトイレ | ○ | 10分 |
出かける準備 | ◎ | 10分 |
移動(通勤など) | △ | 1時間前後(荒天通院は◎) |
仕事中 | × | |
昼食 | ◎ | 1時間 |
移動 | △ | 1時間前後(荒天通院は◎) |
帰宅後の身辺のこと | ○ | 10分 |
在宅勤務等 | × | 3時間〜5時間 |
お茶したりリラックスしたり | △ | 1時間 |
入浴 | ◎ | 1時間前後 |
夕食 | ◎ | 1時間 |
片付け・翌日準備等 | ◎ | 30分〜1時間 |
就寝準備・トイレ | ○ | 15分 |
すべて含めた買い物 | ◎ | 1時間〜5時間 |
次に、我が家の場合は家族のいない時間帯で、
○と◎のなかで、今一番必要なものと、それが曜日等によって変動することを考慮し、
時間の申請で、今は50時間身体介護のみで、支給されてます。
以前にも日記などでちょっと触れたけど、移動介護が認められてません。(2003年3月時点)これが認可されれば、時間を増やしてもっとアクティブになれる予定です。
【追記】
移動介護が認定されました!(2004年5月時点)「日常生活で常時車いすを利用」と言う項目が、「外出時、基本的に車いすを使用」と言うニュアンスに変わったためです。したがって、身体介護21時間、移動介護48時間の認定に切り替わりました。