先天性多発性関節拘縮症とあゆのからだ あゆぱぁつ

あゆの手
右手のほうが変形は激しいが、細かいことを右手で、大きな動きや、力のいることを左手でやってる。そのため、筋肉の発達が左右違うものがある。生まれたころは、手首にくっつくくらい曲がっていたものを、装具で今の状態に。
右手いすに座って爪を切る
あゆの足
右もともと内反足(内側に曲がっていて、足の裏は後ろ向き状態)だったのを手術をして今の足の状態に。 うっすらだけど手術跡は、今でも残ってる。実はその手術で、本来あるはずのひざの裏が、内側にある。足の指は小指に向かうにつれ変形がひどく、爪も普通の形ではなくなってる。ひざが曲がらないので、モモが発達して足首に向かって細くなってる。
姿勢
S字に変形してるあゆの背中。足首も硬いために、モモや姿勢を変形させることでカバー。
お着替えクン5号
←クリックすると大きく見れます

あゆの着替えの自助具第5弾。七沢更生ホームにいるときに考案したグッズ。 上向きフックでトップス関係、下向きフックでボトム素関係の着替え。さきっぽを変形プラスチック樹脂で加工して、痛くないようになってるし、引っ掛けて抜けない微妙な厚さがある。これにブラシをくっつけてあるので、髪も整えられるし、リュックを背負うときや、クビからバスのカードをぶら下げるとき、帰ってきてからバックをはずすときにも使います。弱点は固定が弱い(突っ張り棒に固定)ため、動いてしまう。また、夏場はクーラーをかけてないと着替えられない。左側の壁は扉なのであけて使用。立った状態で着替えます。(確か高さは130cm)
なんでもステッキ(現在2代目)
←クリックすると大きく見れます

あゆの靴下を履く自助具。七沢更生ホームにいるときに考案したグッズ。 さきっぽのフックで引っ掛けながら靴下を履きます。穴が開かないように、ゴム製の加工がされてます。手にもって使うものだから、細さと軽さが重要で、フックをジョイントできる細さの限界で作られていて、あゆ以上の力を加えると、簡単に折れてしまう可能性がある靴下だけではなく、簡単なものを引っ掛けたり、口にくわえてたんすの上のほうにあるものを引っ張ったり、洗濯機の中の物を取り出したり、 使い方は工夫とアイディア次第。