先天性多発性関節拘縮症とあゆのからだ 体の可動可能範囲

うで
手首12cm、内側に約90度曲がっていて、指もさまざまに関節が曲がっている。
握力0kg、握る・つまむと言う、指先を使う動作ができない。ひじ関節も硬く、30度も曲がる程度。
肩関節は、自力で多少動くが、腕を上げたりができない。
体を支えたり、腕だけでなにかをするのは難しいものがある。
転倒すると、骨折の可能性も高く、幼少時は6回、大人になってから1回の脱臼を含む骨折の経験がある。
あし
足21cm、足首16cm。
足首に力を入れることが難しく反らしたりができません。
足指も曲がっている部分が多く、右足の方が若干負担が大きい。
小指の爪などは幾重にも重なって割れている。
ひざ関節も硬く、30度程度の屈伸が可能。
太ももと股関節がしっかりしているので、そこでバランスを取っています。
転倒による左足親指脱臼後、関節が固まって動かなくなる。
転倒による右足人差し指第一関節剥離骨折後、たびたび痛くなっている。
ゆいいつ障害のために手術を行った。
どうたい
体のあらゆる部分をサポート。
腹筋、背筋も強い方ではないが、幼少から比べると、格段の差があるほど発達した。
ひざが曲がらない分を、腰を反らして歩行するため、姿勢変形がある。
長時間の床面での長座位が、一番苦しいものと思われる。
ぜんたい
身長150cm、体重36kg。ちいっちゃい女の子(?)。
力を入れる動作が、ほとんどできない。
視力は2.0強で、ほかにこれといった障害関係のものはない。
顔などは、そこそこのできであろう。